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棚瀬 正和; 四方 英治
Radioisotopes, 25(10), p.647 - 650, 1976/10
中性子照射したUOからのMoの分離法としてアルミナカラム法、溶媒抽出法、-ベンゾインオキシムによる沈殿分離法などがあるが、ここではリンモリブデン酸アンモニウムの沈殿を利用したMoの回収法を研究した。 効果的なMoの回収条件をHPO,NHOH濃度,反応温度、静置時間、U濃度について検討した。 その結果最適条件下で約95%のMoが回収され、他核種の大半は溶液中に残存することがわかった。
柏木 鞠子*; 赤石 準
Radioisotopes, 13(5), p.382 - 388, 1964/00
日常の摂取全食品中(5日間程度)のCsの簡単な定量法について検討した。灰化試料に抗体を加えてから塩酸で浸出し、溶液串のカルシウムを炭酸塩として分館する。ロ液を硝酸酸性にし、リン酸とモリブデン酸アンモニウム溶液を加えてリンモリブデン酸アンモニウムの沈殿を生成させ、これにCsを共沈させる。この沈殿について-スペクトロメトリーを行ない、Csの量を求める。セシウムの共沈操作のときの温度、リン酸添加量、硝酸添加量、モリブデン酸アンモニウム添加量などとCsの共沈率の関係を明らかにし、共沈に及ぼすカリウムとアンモニウムの妨害について検討した。この結果、試料中に存在するカリウム、アンモニウムおよびリン酸塩はセシウムの共沈を妨害せず、共存するZr-Nb,Ru-Rhの混入も少ないことが示された。また、この方法によるCsの収率は定量的であった。
大西 貴士; 関岡 健*; 須藤 光雄*; 田中 康介; 勝山 幸三
no journal, ,
線スペクトロメトリーを用いて使用済燃料中に含まれるCs-137以外の線放出核種を検出するためには、Cs-137のみを選択的に取り除く必要がある。Csの吸着剤としてリンモリブデン酸アンモニウム(AMP)が使用された実績があるが、線放出核種であるEu-154, Ce-144およびSb-125の核種のAMPへの吸着挙動は十分に分かっていない。そこで、バッチ試験を実施し、1M硝酸溶液中におけるEu, CeおよびSbのAMPへの吸着挙動を評価した。その結果、AMP添加量の低下に伴い、Eu, CeおよびSbの吸着率は低下するが、本試験条件下でEu, CeおよびSbがAMPに吸着することが確認された。そこで、マスキング剤として酒石酸を添加して同様のバッチ試験を行ったところ、Eu, CeおよびSbの吸着が抑制され、CsのみをAMPに選択的に吸着できることを見出した。これより、本試験で確立した前処理法を用いることにより、Cs-137以外の線放出核種を検出されることが期待される。
大西 貴士; 関岡 健*; 須藤 光雄*; 田中 康介; 勝山 幸三
no journal, ,
照射済燃料溶解液中に含まれるCs-134および137以外の線放出核種を線スペクトロメトリーにて定量するために、Csのみを除去する方法を検討した。その結果、リンモリブデン酸アンモニウムと酒石酸を用いることで、SbおよびEuを試料中に残存させたままCsのみを除去できることを明らかにした。